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空き家問題は、そこに住む人の健康を守ることから。

 

この講座は、主催する市町村の空き家問題への取り組みを住民さんにお伝えするきっかけづくりです。「空き家になったらどうしますか」と危機感を煽るものではありません。
 
 まずは、住民さんが住み馴れた地域で元気に暮らすことが目的。
柔軟性や筋力を研修のその場でチェックし、手軽にできる「百歳体操」の体験をして頂きます。
次に家の傷みや心配なところをチェックし、家の第二の人生について考えます。
 

参加者の感想

/ Impressions

 

健康と家を長く保つということの両方が重要ということが改めて認識できた
とてもわかりやすく、興味深く聞かせていただきました。
中山間地以外の人たちにも聞いていただきたい。
・今後のことを考える上でとても参考になりました。
 
片足で15秒以上立っていられないことに気が付き、衰えを自覚しました。
・百歳体操がとても役に立ちました。(動画を見て)週1回の体操でこんなに元気になるとは、びっくりしました。近所の方にも勧めてみようと思います。


山口県 阿武町


人口3400人の町、阿武町の住民が
これからの空き家問題と介護予防を考える

 
阿武町は人口3,400人弱の小さな町。
町には不動産業がないため空き家が思うように流通せず、住まいの選択肢が少ないのが悩みでした。
多様なすまい方ができるまちには、多様なライフスタイルを送る人が集まります。
大切にされてきた家を放置することなく未来に継いでいきたい。
家を手直ししながら自分に合った暮らしを送りたい。
地域とのつながりを大切にしてくれる人に移り住んでもらいたい。
不動産業のない町だからこそできる、家と人・地域との関係の育み方に挑戦しています。
(21世紀の暮らし方研究所 http://www.town.abu.lg.jp/lab/)
 海の綺麗なまち
 有志で始めた阿武町ウォーターボーイズ
 若者が始めた下請酒場BARフジヤマ
 廃棄のパレットで作った屋外公園
 住民自らがリノベーションした家
 自然と人が豊かなまち、阿武町
 

愛知県 豊田市


市の中心部から郊外へ、移住希望者の多いまち
空き家の活用が、今後の鍵に

 
愛知県豊田市。中心市街地と山間部のまちが合併してできたまち。
研修の主催でもある、一般社団法人おいでん・さんそんセンターと豊田市の都市と農村をつなげる取り組みにより、移住希望者が多数で空き家の供給が間に合わない状況に。
すでに先進的で住民さんの空き家供給の不安を払拭するシステムを構築し、地区を回って説明会を開くなど精力的に活動されている。
住民さんが自分の家の第二の人生「空き家」について考えることが、今後の地域づくりの鍵となる。
(おいでん・さんそんセンター https://www.oiden-sanson.com
空き家をリノベした「山里カフェmui」
 山里カフェmui内観 居心地よく美味しい食事
 お隣には、手入れされた大きな空き家