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一般の方に福祉の魅力を
保健・医療・福祉の言葉を使わず伝えるプロジェクト

この事業はNPO法人Ubdobeから「高齢者ブース」の協力依頼を頂き、
斬新社が作業療法士らの有志を募って立ち上げました。
  
 

作業療法士だからできる、体験型プログラム 

私たち作業療法士は、様々な疾患により障害を持つ方のリハビリテーションをしています。
どのように体が動きにくいのか、それを体験するにはどうしたらよいか、様々なノウハウをいかして
 一般の方がゲームを通して実感できるプログラムを開発しました。
 

プログラム

/ Program

【歩行器レース】 最速は誰だ!?

このレースの目的は、両手と両足に力が入りにくい脊柱管狭窄症の体験+たくさんの歩行器に触れてもらうことです。
両足におもりを3キロ、両手は親指が握れないように手袋で固定します。さらにズラリと並んだ歩行器の中から、速そうな機体を選ぶ!
通常、私たちが選ぶ基準とは違いますが、ともかく楽しみながら自然とふれて「こういうものがあるんだ」と子供たちにも知ってもらうことを大事にしています。

 

【親指が使えない、でも書道に挑戦!】

実はこの症状にはあるモデルさんがいました。高齢の男性で、もともと書道が生きがいだった方。指に力が入りにくいので、筆を持つのが大変。でも、やり方次第で意外とうまくできます。


ポイントは、「やってみよう」と挑戦すること。具体的なやり方をお伝えしながら、失敗しても何度も挑戦する。そんな夢を叶えるのが、リハビリテーションです。

 

【左手だけで作る、ナノブロック!】

次は、脳卒中という病気で右側の手足が麻痺した状態を再現しました。しかも左手に手袋をはめ、指先の感覚と動きが鈍い状態で、小さなナノブロックを5分間で組み立てるというゲーム。

左手だけで小さなブロックを組んだり外したりするには、ブロックをどう押さえるのかという工夫が必要。こちらも楽しみながら、いろんな作品を作って頂きました。

 

【あきらめない気持ちを伝えたい】

体が動かない、感覚がない、歳をとった・・・。あきらめたくなる理由はたくさんあります。
でも、ほんの少しの工夫でできることが増えたり、道具を使ったり、挑戦することで可能性が広がります。

福祉というと「してあげる」印象が強いかもしれませんが、ご本人と一緒に「何をしたいか」を考え挑戦するのがこの仕事の魅力です。

 

 

保健・医療・福祉に興味を持ってもらうには、
まず仕事の魅力を体験してもらうことから。

 

ひとの記憶に残るのは、言葉よりも体験。
しかも楽しく五感を使って学ぶプログラムが効果的です。

   

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